InDesign CS5.5では、電子書籍作成機能が大幅に強化されました。
たとえば、これまではInDesign上で作成したデータを書き出しする際、作成した通りに書き出すためにはかなりの修正を必要としたため、レイアウト調整の際にはWebの知識を必要としました。ですが今回の機能強化で、これまでのようにWeb開発者に修正を依頼したり、特殊なツールを用いることなく、作成した通りの見た目でInDesignを電子書籍に書き出すことができます。
電子書籍を作成する際、代表的な書き出し形式として挙げられるのが、EPUB形式です。
新たに搭載された「アーティクルパネル」は、EPUBを書き出す際、文章のどの部分をどのような順序で書き出すかを設定できる便利な機能です。
操作はとても簡単。書き出したい部分を選択し、ドラッグ&ドロップでアーティクルパネルに登録するだけです。
また、パネル上で順序を入れ替えれば、表示順を変更して書き出すこともできます。

電子書籍を作成する際、問題となるが画像の扱いです。
精細な画像を多く使用すると、ダウンロードに時間がかかる、デバイスの容量スペースを大量に使ってしまうなどの問題が発生します。
InDesign CS5.5では「オブジェクト書き出しオプション」が追加され、画像の書き出しの設定を個別にできるようになりました。各々でJPEGやGIFなど、適したサイズや形式を選ぶことができます。また「改ページを挿入」の設定で、画像の前か後どちらで改ページするかという設定もできます。

InDesignでテキストフレームの中にイメージ画像を配置する場合、文章を追加すると画像を手動で位置調整しなければならず、不便だと感じたことはありませんか?

この新しく追加されたアンカー付きオブジェクトの設定を使えば、このような失敗を防ぐことができます。
しかも操作はとても簡単。ドラッグでアンカーを付けるだけです。

また、この機能は電子書籍を作成する際のずれを防止するためにも便利です。 この機能を使うことにより、まったく関係のない記事のところに画像がついてしまった、などという失敗を防ぐことができますね。
ここで、動画講座で提供しているInDesign CS5.5の学習内容についてご紹介します。
【 InDesign CS5.5 電子書籍作成編 】
【 InDesign CS5.5 新機能解説編 】